会計デューディリジェンス

  • Q&Aの内容は、作成日時点の情報に基づき正確を期するようにしておりますが、最新の法令、判例等との一致を保証するものではございません。また、具体的な案件を想定して作成しておりませんので、個別の案件につきましては専門家にご相談下さい。

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Q00131 財務デューディリジェンスの必要性をおしえてください。 

M&Aやベンチャー投資において、買い手や投資家は、決算書やヒアリングにより対象会社の財務内容を知るしかありません。しかし、決算書に記載されている資産の評価が適切でないかもしれない、負債が洩れなく計上されていないかもしれない、売上や利益が誤っているかもしれないといったリスクがあります。財務デューディリジェンスは、このようなリスクを事前に明確にし、買収、投資しようとしている対象の適正な価値を算定するために必要となります。
(作成日:2012年1月27日)

Q00132 財務デューディリジェンスの利用目的をおしえてください。

一般的には次の情報の提供を目的として実施されます。
・ 適正な買収価格の決定のための情報
・ 買収スキームの立案のための情報
・ 買収前後の統合計画の検討のための情報
・ 売買契約書に入れるべき条項を決定するための情報・ 最終的な買収金額の調整を検討するための情報
(作成日:2012年1月27日)

Q00133 財務デューディリジェンスのポイントをおしえてください。

財務デューディリジェンスのポイントは次の通りです。
① 一般的事項の調査
・ 会社の会計方針と会計処理の確認
・ 財務会計に係る内部統制の整備状況の確認
・ 関係会社や同族関係者との取引関係の把握
② 純資産額の調査
・ 重要な資産の実在性及び評価の妥当性の把握
・ 不要資産、遊休資産の把握
・ 重要な簿外債務、偶発債務の有無の確認
③ 収益力の調査
・ 重要な得意先との取引内容・取引条件の把握
・ 将来発生が見込まれる特別損益項目の確認
④ キャッシュフローの調査
・ 預金、貸付金の金額と回収期日の把握
・ 借入金の金額と返済期限の把握
・ 過去の設備投資の状況と今後の設備投資の内容の確認
(作成日:2012年1月27日)

Q00134 ショートレビューとは何ですか。

一般的にショートレビューとは、公認会計士等が一週間程度の短期間に、株式公開にあたっての課題を集中的に調査し、課題の改善方法および、それを踏まえた公開までの具体的なスケジュール等を提案するものです。また、ベンチャーキャピタルが財務デューディリジェンスを目的として行うものも広義にはショートレビューに含まれます。
(作成日:2012年1月27日)

Q00135 ショートレビューにおける調査内容をおしえてください。

ショートレビューの内容は会社によって異なりますが、一般的には次の事項を調査します。
① 公開の時期や公開市場の選択
・ 過年度の損益状況の分析
・ 事業計画
② 経営組織体制・内部管理体制の整備状況
・ 経営組織体制の整備状況
・ 販売管理、購買管理等の内部管理体制の整備状況
・ 月次決算、予算管理
③ 会計管理制度の整備状況
・ 会計制度の整備状況
・ 原価計算の整備状況
④ 関係会社・特別利害関係者との取引状況
・ 関係会社の状況及び取引関係
・ 役員、株主の状況及び取引関係
(作成日:2012年1月27日)