ベンチャー法務をやりたいならAZXだった

私は新65期の弁護士で、新卒でAZXに入りました。
大学生の頃に起業家の方々と交流を持つ機会があり、その皆さんがとてもエネルギッシュで魅力的だったので、自分もこうなりたいと漠然と考えるようになりました。そのために自分で会社を作ろうかとも思ったのですが、その当時「これがやりたい!」という事業も思い浮かばなかったので、それなら起業家をサポートする仕事をしようと思い、弁護士になりました。このような動機だったので、就活ではベンチャー法務ができる事務所を探していたのですが、当時ベンチャー法務を専門に扱っていて評判の良い事務所はAZXくらいしかなく、またAZXの掲げる理念もそれまで自分が考えていたことに近く、非常に共感できるものでしたので、入所を決めました。

とにかくスピードが早い、でも刺激的な毎日

弁護士1年目、2年目は、とにかく目の前の仕事をこなすことで精一杯でした。予想はしていましたが、ベンチャー企業はとにかくスピードが早く、朝メールが来てその日のうちに回答を送らなければならなかったり、電話で即座に回答を求められたりすることも多く、知識が十分でない頃はとても苦労しました。ただ、1年目から、社長に直接アドバイスをしたり、一緒にディスカッションしたりといった経験ができるのはベンチャーならではだと思いますし、業務内容も多岐にわたりましたので、刺激的な毎日であったことは間違いありません。また、この頃からベンチャーのイベント等にも参加していたので、ベンチャーコミュニティに友人がたくさんできました。彼らは仕事仲間であり、飲み仲間であって、私の貴重な財産です。

やりたいことをやらせてくれる、
そんなカルチャー

弁護士4年目で、ベンチャーキャピタルへ出向しました。元々ベンチャーキャピタルにはあまり良いイメージを持っていなかったのですが、仕事を通じてベンチャーキャピタルの重要性とその仕事の面白さの一端に触れ、自分もその中で働いてみたいと思ったのが理由です。当時のAZXは弁護士数がそれほど多くありませんでしたので、1人が出向するというだけでも他の弁護士にかかる負担は相当だったと思いますが、快く送り出してくれました。やりたいことをやらせてくれるというAZXのカルチャーは、本当に有り難いです。
出向中は同僚にも上司にも恵まれ、とても楽しい日々でした。投資時にキャピタリストがベンチャー企業のどこを見ているか、何を考えているかといったキャピタリストの視点は、現在の業務にとても役立っています。

ベンチャーのためになることは何でもやりたい

自分自身の将来は自分でもよくわかりませんが、当然ながら弁護士としての能力を高めていくことは必須と考えています。特に目まぐるしく技術や法令が変わるベンチャー業界に身を置いている以上、最新の技術や法令のキャッチアップは欠かせません。
ただ、法律のアドバイスはベンチャー企業に必要なものの一つに過ぎません。成長のために必要なものは他にもたくさんあり、これらを全て提供できるのが理想形だと思っています。例えば、資金が足りなければ自分でファンドを作って投資をしてもいいでしょうし、人材が足りなければベンチャー向けの人材紹介会社を作るのも良いかもしれません。弁護士という枠にとらわれず、ベンチャーにとって必要なことは何でもやりたいというのが、将来の希望ですね。